1. HOME
  2. blog
  3. お祭り
  4. 2023年度 盆綱の制作本番

2023年度 盆綱の制作本番

前回は田隈小学校の夏祭りにて、
出店をさせて頂いた際は、沢山のご来店を頂きありがとうございました。
また、希少なスペースの方を貸し出しして頂いた田隈地域の方々ありがとうございました。

田隈小学校の夏祭りの記事です。
https://matsuri.fukuoka.jp/田隈小学校の夏祭りにて初出店!大盛況でした!/

朝5時、神社前に眠たい目を擦りながら来る者や、そのまま夜通しで来る者、とにかく毎年
早すぎる集合時間です。

私はワクワクして寝れなかったタイプ

日中は、気温も上がり気温で体力が奪われるので早朝の涼しい内から、今回のメイン「茅」を
10数名にて、伐採しに出陣です🪚

おはようございます…

現場に着きました。
1箇所目は日向峠の手前にある土手にて、
伐採をしていきます。

薮に入るのも勇気が毎回試される時です。
スズメバチ、ヘビ、様々な生物と遭遇します。
うゎ、思い出しただけでゾッします、、

茅を切って行く部隊と、それを詰め込みして行く部隊にてせっせと作業を進めていきます。

切った茅を、縄で結んでトラックに詰め込んで行きます。

一旦、1箇所目の作業を終えて
神社に茅を編む部隊が待ち構えているので、
神社に茅を下ろしにいきます。

神社に到着しました。
1箇所目の詰んだ茅を下ろして、2箇所目の
三瀬村の付近に向けて出発です。

2箇所目に到着です。
完全な山奥地で茅が大量に生えてる場所になります。※ジャングル

足場も悪く、過酷な場所です。
危険を伴う作業で身体を張って男達が淡々と伐採をこなしていきます。キツい中伝統の盆綱に対する思いがそれぞれあり弱音を吐かず気合いを感じます。

盆綱の材料はこのように命懸けで毎回遠方まで取りに行かせて頂いております笑

一方、神社では…

2箇所目に行っている部隊が帰ってくる間
神社にいる者で盆綱の頭作りの編み込み作業をおこなっております。
そうしている内に…

茅切り班が、帰ってきました。
ここから、総動員で盆綱を編んで行きます。

思いを込めながら盆綱を作っていきます。目標は30m
途中で休憩を挟みながら雑談し、笑いが途切れる事がありません。

婦人部の方々から、かしわおにぎり、ジュース、スイカなど毎年用意をして頂き本当に感謝しております。写真は婦人部に大人気のムラヤマさん。チヤホヤされてますね。

交代で、代わりながら編んで行きます。

綱を延長して行くために必要な「穂」を作る人達。穂を突っ込み、茅を外回りから編んで行き
短くなったら、穂を突っ込み茅を編んでいくと言う作業を繰り返していき盆綱を延長して行きます。

約3時間ぐらいの作業で、完成が近づいてきました。

目標の長さに達し、神社を時計回りと反対に参加者全員で引っ張り一周します。
茅で出来た大綱「盆綱」をとぐろを巻き最初に作った頭を神社の境内に向ける作業を総勢で行います。

皆んなの協力にて最高の盆綱が完成しました。

完成を祝い皆で拍手です。

祭りの成功を祈り、出来上がった盆綱に清酒と塩を掛けて清めます。
最後は、
この3日間、不運な無いよう一同で祈願です。
4年ぶりの開催となりますので、1人1人の思いはより一層特別な気持ちだったと思います。
皆様、本当にお疲れ様でした。
最後は境内に前に設置するヤグラを立てる作業を行います。

8月13日の盆綱作りはこれにて無事に終了致しました。
作っている間、ほとんど笑い事が絶えない最高な1日で4年ぶりに出来上がった盆綱に地禄天神社の神様もきっと喜ばれているのではないでしょうか。

毎年最高な仲間達と特別な物を、一つ作り上げる事に携わる事が出来て本当に幸せ者と思っております。

※伝えたい事です。このように盆綱の伝統は様々な熱い思いで地域の方々で守られております。これからも私達で伝統を守っていきます。
8月15日、盆綱引きが沢山の人達で行われますが少しでも良いので、この記事を見られた方は作り手の私達を事を思い出してくれると幸いです。

いつもご支援頂きありがとうございます。

明日は、『初盆参り
盆綱作りが成功し最後にみんなで大喜びでした。

ECO信頼サービス

関連記事

最近の記事

諳泰-Antay
Instagram
tiktok
Apple Music