地録天神社の夏祭り：地域の絆と伝統を守る祭り

福岡市早良区田際にある地録天神社では、毎年夏になると地域住民全員が集まる盛大な夏祭りが開催されます。この祭りは、地域の絆を深め、伝統を次の世代に引き継ぐ重要な行事です。今年も例年通り、多くの地域住民が集まり、地域の伝統を祝うと共に、新しい絆を築きました。

お宮参りで始まる祭り

祭りは午後6時から神社での「お宮参り」で始まります。この儀式では、地域の住民が神々に感謝し、家族の健康や繁栄を祈願します。今年も多くの家族が参加し、祈りを捧げました。

青年団の納骨堂入

午後7時15分、青年団が納骨堂に入り、地域の先祖を敬う儀式が行われました。この行事は、若者が地域の伝統を受け継ぎ、大切にしていることを象徴しています。

野和太鼓の演奏

午後7時40分には、地域に伝わる野和太鼓の演奏が始まりました。力強い太鼓の音が響き渡り、参加者全員の心をひとつにします。 公園には様々な露店が出店しており、子供達が賑やかにしております。

　　

盆押しと盆綱引き

祭りのハイライトは午後8時から始まる「盆押し」と「盆綱引き」です。盆綱引きでは、地獄に落ちた霊を救うための伝統的な行事で、地域全体が力を合わせ参加者全員が綱を引き合い、その連帯感を楽しみます。 1番最初は、東西VS南北でぶつかり合いが始まり３段肩車を組んで迫力の盆押しが開始されます。青年団で独自のルールを決めていて、 最初だけ先に落ちた方角のチームが敗北すると言う内容です。【今年は東西】が勝ちました。 おめでとう御座います。

フィナーレ：感動のクライマックス

午後9時30分、盆押しが終了し、祭りは感動的なフィナーレを迎えました。青年団の歌手が祭りのテーマソングを歌い、参加者全員が一体となって歌が終わると同時に再び祭りの魂に火がつきます。

地録天神社の夏祭りは、地域の伝統と絆を守り続ける大切な行事です。毎年、この祭りを通じて地域の住民は一丸となり、次の世代へと繋がる絆を深めています。これからも、この伝統を守り続け、地域の絆をさらに深まることを切に願っております。